OK 税 理 士 大 倉 政 由 事 務 所

問11　１路線に接する不整形な宅地⑦
前面道路が屈折している宅地②
　Ⅰ．間口距離の算定　　
　　　①　実際間口距離　13m＋13m＝26m
　　　②　想定整形地の間口距離　30m
　　　①と②のうち短い方を採用する。　　26m
　Ⅱ．奥行距離の算定
　　　　実際の地積　660㎡÷Ⅰで算定された間口距離26m＝25.3m
　　　　但し、想定整形地の間口以内とする。　25m
　Ⅲ．宅地の評価　　
　　　　奥行価格補正率　　0.99　★1　
　　★1　国税局補正率表 へのリンク
　　　　　普通住宅地区　奥行距離24m以上28m未満の数字。
　　①　１路線に接する宅地
　　　　　正面路線価340,000円×奥行価格補正率0.99＝336,600円Ａ
　　②　不整形地補正
　　　　　想定整形地の地積　30m（間口）×25m＝750㎡
　　　　　　　　　　　　　　整形地地積　実際の地積　整形地地積
　　　　　かげ地割合＝（　750㎡-　660㎡）÷　750㎡＝12%
　　　　　不整形地補正率　0.99　★2
　　　　　Ａ　336,600円×0.99＝333,234円Ｂ
　　★2　国税局補正率表 へのリンク
　　　　　付表４　普通住宅地区　地積500㎡以上750㎡未満Ｂ
　　　　　付表5　普通住宅地区Ｂかげ地割合10%以上の数字
　　③　土地全体の評価額
　　　　　Ｂ　333,234円×地積660㎡＝219,934,440円